2021年のアニメーション作品を振り返る (2)

寒いせいで1月の気分でいたら2月はあっという間に終わってしまい、豆やチョコレートが撒かれて立春も過ぎ暦の上では春になっています。
まだまだ寒いし新型コロナウィルスは六度目の大流行という事態になっています。
緊急事態宣言は出ていないのは政治の無策なんでしょうね。
ウクライナにロシアが侵攻して世界は戦争へ向かっているのでは?という不安を覚えながらも前回に引き続き2021年のアニメ作品について語りたいと思います。
今回は春アニメ編です。

・春アニメ(2021年4〜6月期) ※50音順
 イジらないで、長瀞さん
 Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-
 86-エイティシックス-
 オッドタクシー
 蜘蛛ですが、なにか?
 シャドーハウス
 新幹線変形ロボ シンカリオン
 スーパーカブ
 ゾンビランドサガ リベンジ
 SSSS.DYNAZENON
 ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
 美少年探偵団
 やくならマグカップ

「イジらないで、長瀞さん」はオタク気質の主人公にギャル系女子が絡むラブコメディでオタクに優しいギャルという実在しそうにないのがポイントですね。
「Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-」はReゼロの原作者である長月達平さんが原案・脚本のオリジナルSF作品で、主人公の自立型AIが悲劇的な未来を回避するために時代を超えて奔走します。
86-エイティシックス-」はラノベ原作のメカアクション物で人種隔離政策の体制下で闘うことを強いられる少年少女の群像劇です。ただ主人公があまり好きになれないのが問題かもしれない
「オッドタクシー」は春アニメというよりは2021年で最もオススメな作品だけど、見る人を選ぶ内容でした。特に事前情報もなく動物擬人化のほのぼの系作品かと思って第1話を見たらサスペンスものでした。伏線が多く考察サイトが多数発生するなどしましたが完結は劇場版に持ち越されました。
蜘蛛ですが、なにか?」は、なろう系作品が原作で「転スラ」の影響を強く受けたようで、魔物に転生した主人公と人族の少年の視点で進む内容でしたが、アニメ制作がタイトだったのか後半の展開がダルかった。
「シャドーハウス」は主人公の可愛さと世界観の設定にギャップが有り楽しめました。アニメも2期目が決定していますね。
新幹線変形ロボ シンカリオンZ」は2018年1月から2019年6月までTBSで放送された前作の続編で放送局がテレビ東京に変わり主人公などの登場人物が一新されています。
とにかく他作品とのコラボが多く、エヴァンゲリオン・キティちゃん・銀河鉄道999のキャラが登場しています。2022年2月末で38話目と放送中
スーパーカブ」は春アニメのダークホース的な作品で、家族・友人・進路も何も無い少女が中古のホンダ・スーパーカブに出会うことで自身を取り囲む世界が広がっていく成長物語で「ゆるキャン△」とは対照的な作品でした。
ゾンビランドサガ リベンジ」は前作から3年ぶりの続編で、2021年春アニメでは注目作品でした。今回は予算が増えたと思われるのがライブシーンでCGの質が格段に上がっていたことと各キャラのエピソードで特にゾンビィ5号ことユウギリ姐さんの話は出色の内容でした。こちらも続きは劇場版ということなっています。