『GUNSLINGER GIRL第7巻』を購入
会社帰りにアキバで新しいグラボを物色するついでに「とらのあな」で購入。
「ドージンワーク第2巻・限定版」の発売と重なっていたのでレジが多少混雑していました。
第7巻は前巻と引き続きぺトラ編で、話の脇を固めるのはクラエスとトリエラの年長コンビ
今回注目すべきは、今まで何となく詳細が明かされていなかったジャンとジョゼのクローチェ兄弟の過去が本人以外から語られている。両親と年の離れた妹を殺されていることは判っていたけど爆弾テロだったとは思いませんでした。
自分の存在が社会の役割なのか疑問を感じながらも仕事をこなしていくぺトラは、それまでの義体の少女達とは違う雰囲気を感じさせる。ヘンリエッタみたいな「守ってあげたい娘」とは違い彼女は「応援してあげたい娘」と好感を覚えさせる。ぺトラは元気系のヒロインなんだけど、鬱な女の子が圧倒的に多いこの作品では明らかに浮いている。
後半の要人警護任務でヒルシャーとトリエラが登場するけど、相変わらずギクシャクとした関係が続いている。この二人は傍目には思春期の娘と仕事一筋のシングルファーザーに見えなくもない。二人に必要なのな母親のような存在の女性ではないかと思うんですよ。
第6巻から作風が大きく変わったけど、それほど気にはならずに最後まで読めました。ただし、ぺトラに合わせるためなのか全体的に義体の少女達の等身が上がっているのことには違和感があった。
-7/31追記-
改めて第1巻から読み直してみたら、やはり第6巻以降の作画の変化がものすごく気になってしまった。
変化を強く感じるのは第6巻以降なんだけど、個人的には第4巻を細かく読み進めていると作画道具を変えたのではないかと思わせるような微妙な描線の変化を覚えた。
作者の作画環境は全く存じてはいないので素人の思い過ごしかもしれない。
- 作者: 相田裕
- 出版社/メーカー: 角川HD(アスキー・メディアワークス)
- 発売日: 2006/07/27
- メディア: コミック
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