「朝霧の巫女 第五巻」読了

昨年末に購入したのだが年始に副業が非常に忙しかったので、一段落がついた今頃になってやっと読み終わった。
連載は昨年夏に完結していることは知っていたのだが、「神隠し編」以降の展開が解り辛かったので単行本で読もうと思って待っていた。ちなみに第四巻が発売されたのが2003年で、待てど暮らせど続刊が発売されない状況が4年続いた(笑)


今回は二部構成になっていて、前半は第四巻で山の神に掠われてしまった天津忠尋を救出するべく柚子たち巫女委員会が山へと立ち入るところで終わる。後半は「妖の寄る家」から「朝霧の巫女」へと繋がる話だ。忠尋の祖母「こま」が夫と息子を失う話でこの内容だと忠尋の母は天津の血を求めて計画的に近寄ってきたような印象を受ける。コレは単に私の読み違いかもされない。
あとこの巻からコメディ色は一切なくなった代わりに話の加速度は一気に上がったように感じる。続きが非常に気になる。


作者ブログによると第五巻以降は連載原稿の加筆修正を行っているそうで、全九巻構成になるらしく第六巻以降は暫く待たねばならないようです。


朝霧の巫女 5 (ヤングキングコミックス)

朝霧の巫女 5 (ヤングキングコミックス)