“M資金”融資話3億詐取、容疑の著述業者ら逮捕

 「戦後、海外に流れた皇室の巨額資産を融資する」といわゆる“M資金”の融資話をタネに、埼玉県川越市の著述業者ら2人が約10人から保証金名目で約3億円をだまし取っていた疑いのあることが20日、わかった。
 千葉県警成田署は同日午後、2人を詐欺容疑で再逮捕し、全容解明を進める。
 2人は、川越市、著述業中島正人(74)、千葉県成田市、造花店経営成毛節子(66)両被告(詐欺罪で起訴)。


【記事元】読売新聞

詐欺の古典手法として最もメジャーな「M資金詐欺」が久しぶりに新聞紙面に登場したことに驚きました。


M資金とは、連合国軍最高司令官総司令部GHQ)が旧日本軍から接収し、現在も極秘に運用されているとされる都市伝説である架空の秘密資金で詐欺の手口として度々使われます。
「M」はGHQのESS(経済科学局)二代目局長であったウィリアム・フレデリック・マーカット少将の頭文字であるというのが定説とされている。