JASRACシンポジウム

JASRAC日本音楽著作権協会)主催の知的財産に関するシンポジウムが先日開催
されてんですが、音楽や映像のソフトなどの不正コピー問題への対応についての
パネルディスカッションにて、依田巽日本レコード協会会長)氏が
「CDの売り上げが減り、CD-Rの売り上げが増えていることが不正コピー横行の証拠だ。」
と発言していた。
CD-Rの売上が拡大しているのは記録媒体として単価が安くなったのとCD-Rドライ
ブが普及しているためであって、
「CD-Rの売り上げ=音楽CDの複製」
と捕らえるのは明らかに暴論としか考えられない。こんな馬鹿な発言をする人間
が組織のトップにいるのかと思うと笑ってしまうよ。
 音楽CDが売れないのは、世の中はデフレなのに販売価格が依然として高いこと
CCCDに代表される劣悪な商品を平気で販売することに著作権管理者/メーカー
に原因は全く無いんか?と思います。
※先日ビートルズの新譜が発売されましたが、国内版はCCCD仕様で海外版に比べ
て音声レートが低いです。これは立派な詐欺行為でしょw