郊外の住宅街ので暮らし

 上のエントリーで「郊外」のことを書いたが、私自身も東京郊外で家族と暮らすようになってかなりの年月が経つ、青少年期にはそれほど感じなかったが成人して社会で生活するようになるとご近所同士の付き合いというものが意外と厄介なものだと気付くようになる。*1


 生憎と我が家には子供がいないので学校行事とかには参加はしないのだが、区画内のゴミ捨て場の清掃管理や地域防犯活動などで何かしらの関わりを持つことになるのだがこの当番順の調整だけでも隣人同士との不満や対立の対象になる場合がある。こんな些細のことで隣人トラブルになる可能性があるのが現在の郊外における隣人関係なのではないかと思うときがある。


 私が感じている範囲の話だけど、郊外の住宅街というのは平日は夫婦共に仕事に出かけて老人と子供しかいない世帯が多く、ご近所同士のコミュニケーションはほぼ壊滅的である。
 休日や早朝に隣家の主人と思われる男性と顔を合わせる機会が多いのだが、その男性がどんな職業についているか知らないし苗字以外の情報も知らないのが郊外で暮らすことの現実なのだ。

*1:これは自分が人付き合いが苦手なステレオタイプのオタクだからということではない