GT-Rマガジンの最新号

書店取扱いの自動車雑誌に「GT-Rマガジン」という隔月刊の雑誌がある。名前のとおりBNR32BCNR33BNR34の「第二世代スカイラインGT-R」を取り上げた一部のオーナーくらいしか読まないニッチ向けの雑誌だ。
6月1日に発売された最新号の内容は、編集部所有のBNR34(最終型)に搭載されているRB26DETT型エンジンのオーバーホールとHKS直営店謹製のBNR32コンプリートカーがメインで購入に踏み切れるほどの内容ではなかった。
この雑誌はBNR32を中古で購入した当時は毎号購入していたのですが、BNR34が生産終了した2003年以降はレストアやプロショップ紹介記事が中心になってしまったため購読は止めてしまった。現在はたまに立ち読みするか行きつけのプロショップでパラパラと読む程度になってしまった。
実際の話ですが、車のことは雑誌記事を参考にするよりもプロショップで店員さんに相談したほうが情報が確実で、このことに気がつくとチューニング系雑誌は広告を読む以外は価値を極端に失われてしまうんですよね。
話が逸れてしまったが、定期購読を止めてしまった最大の理由は、記事の殆どを書いている現在の編集長の文章が恐ろしくヘタクソなことに起因している。
この人の主観(私情)たっぷりに書かれるその文面は一生懸命さは伝われるんだけど、記事としての客観性が欠落しているという致命的な問題点を抱えているのだ。その自慰行為としか思えない文章にウンザリ…
他のライターが書いている記事はそれほど悪くないんだけど、それでも一般紙の記事と比べると格段に文章の稚拙さが目立つのだ。
車雑誌は少人数の編集プロダクションが製作しているのは承知しているのだが、もう少し文章の上手い人間を雇い入れるべきだと思うがそのような人材は車雑誌の編集には来ないなと考えてしまった。