天保異聞妖奇士-説二十一「星夜に果つ」-(TBS_3/3土18:00〜18:30)

 「日光怪道編」以来久し振りにオンタイムに視聴しました。「日光怪道編」で登場した謎の集団「西の者」が暗躍する話で「BLOOD+」の翼手みたいな吸血鬼が登場して奇士と対峙するが何故か1話だけで完結しました。
今までの展開なら2〜3話を使って完結するような内容なのに、今回はダイジェストみたいに駆け足な展開に変だなと思ったら次回予告の後にその理由が判明した。
その理由は4月から土6枠は竹宮恵子原作のSF作品「地球へ・・・」を放送するとの番宣が流された。つまり4クールを予定していた「天保異聞妖奇士」は2クールで敢えなく打ち切りとなったわけだ(汗)
鋼の錬金術師を制作したボンズ會川昇が再びタッグを組んだということで期待されていたのに残念な結果
第2クールになってから「山の民」と「往壓と母」の二編は今後の伏線を張る話なだったので打ち切りは急に決まったみたいですね。
んで、上記二編についてですがかつてNHKで放送した「機巧奇伝ヒヨウ戦記」の主人公ヒヨウの父親マスラオを出演させたり、アビの姉ニナイと妖夷の間に生まれた妖夷の肉を人間が喰らうというカニバリズムを彷彿とさせるグロい結末は脚本を担当した會川昇の趣向を反映したような内容でした。実はこの二編はオンタイムでは見られなかったので、先日になって纏めて見ました。一週置きに見ると印象は散漫になって良く判らなかったかもしれない。
長くなったついでに、往壓の名を騙る少年期の土方歳三が登場したのですが、声を演じたのは超ベテランの野沢雅子さんで明らかにミスキャスト!このキャスティングを行ったヤツは誰だ?