豪州戦、真昼の試合はTV考慮 NHK・テレ朝交渉否定

 放送権販売の国内代理店の電通は「試合時間はFIFAが決定するもの。放送局側の意向を伝えたとしても聞き入れるかどうかはFIFA側の判断」と言葉を濁す。豪州戦を生放送したNHKの原田豊彦放送総局長は「開始時間の変更を働きかけてはいない」。クロアチア戦を放送したテレビ朝日の広報も「試合時間を交渉した事実はない」としている。
【記事元】朝日新聞



 W杯ドイツ大会で日本のグループリーグ敗退から数日が経った。
 日本サッカー協会は未だ戦後処理に追われているようだけど外野では「ある話題」で盛り上がっている。
 グループリーグ第2戦のクロアチア戦後から「はてな注目URL」に表示されている「ジーコの「テレビ局がそれを望んでいる以上仕方がない」発言の意味は?」が一部で話題になっている。それを補完する内容として「W杯 クロアチア対日本 0-0 日本苦戦の戦犯は電通か?」が掲載されている。
オーストラリア戦で炎天下での試合に何となく違和感を感じていたのですが、クロアチア戦後にあの朝日新聞で「3時開始の試合、ジーコ監督批判 暑さ「選手が犠牲」」と記事が掲載された。

 豪州戦とクロアチア戦は、昨年12月の組み合わせ抽選後に、日本のテレビ局の要望もあり開始時間が変更された。ジーコ監督は「サッカーはビジネスになっており、選手が犠牲を払っている」と指摘した。

要するに日本の放送局は広告代理店に依頼して、日本時間の22時に生中継できるように放送時間変更の依頼を行っていたということになる。
今回の記事は既出記事の打消しとも思われる内容と捉えることができる。大人の事情で真相は闇の中になってしまった感じがしますが、生身の選手が数字のために犠牲になってしまうのは止めて欲しい。


東京の地理に詳しい人なら直ぐに判ると思いますが、朝日新聞東京本社(築地)と電通本社(東新橋)は通りを隔て反対側に建っています。