【記事元】RetroPC.NET
中野豪さん50歳(なかの・ごう=イラストレーター)11日、大腸がんのため死去。葬儀は15日午前10時、東京都板橋区舟渡4の15の1の戸田斎場新館。自宅は非公表。喪主は妻和子(かずこ)さん。
作品に「大江戸裏ワールド」など。サンデー毎日にイラストを連載中だった。
徳田ザウルスさんの時にも思ったのですが漫画家やイラストレーターの方は亡くなると新作を二度と読めなくなる寂しさを感じます。
中野さんといえば30代の男性なら角川書店のゲーム系雑誌「コンプティーク」「マル勝ファミコン」等のイラストカットが記憶にあるのではないかと思われます。
私の場合は「コンプティーク」のイラストが初見でした。中学1年生だった1986年初夏にゲームブックが趣味だった私が、駅前の書店でTRPG特集*1を目当てで購入した「コンプティーク」に掲載されていた「クロちゃんのRPG千夜一夜」の独特なタッチのイラストが気になりました。イラストの隅に小さく「GO」と記入されたサインから推察して巻末奥付で「中野豪」という名前を発見したのが中野さんをはじめて意識した時ではないかと思います。
「コンプティーク」は1992年9月に角川メディアオフィス*2の本社統合に対して離脱した役員、社員のお家騒動の煽りを受けてライターや掲載内容がガラっと変わってしまったのを機会に購読を止めてしまいました。
当時は小遣いも余裕がなかったので隔週刊の「ログイン」に絞ったのも原因なんだけどね。
そういえば「コンプティーク」って表紙が女性アイドルだったのを覚えている人はかなりのオールドタイプではないかと(笑)*3
最後になりますが故人のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
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