東京証券取引所がライブドア株式の上場廃止を決定

 ライブドア粉飾決算事件で、証券取引等監視委員会は13日午後、法人としての同社と前社長の堀江貴文被告ら5人を証券取引法違反有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で東京地検特捜部に告発した。
 これを受けて東京証券取引所は13日夜、新興企業向けの東証マザーズに上場しているライブドアと、事件に関与していた関連会社のライブドアマーケティングの株式を4月14日に上場廃止することを決定した。

 ライブドアライブドアマーケティングは本日(14日)から「整理ポスト」に移動されて1月後の4月14日に上場廃止されることになります。証券市場での取引は出来なくなりますが会社が倒産したのではないので個人や企業同士での直接取引きは可能です。それにあたっては株券が必要になるのですが、印刷に時間と費用が掛かるので全ての株主に届くのはいつ頃になるんでしょうかね。
 あと、気に掛かるのは東証役員はライブドア強制捜査以降の市場の混乱について被害者のスタンスを取っているけど、責任の一端はライブドア旧役員の手法を野放しにしていた彼等にも有る訳だし今回の一件を機会に役員人事の刷新を図るべきだと思う。


【参考】
東京証券取引所:上場廃止基準概要