劇場版カウボーイビバップ天国の扉(NHK_BS第2 1/21_25:00〜27:00)

 2001年公開時に放送作家鶴間政行氏の実兄が支配人を務めていたシネ・リーブル池袋で友人と見て以来だから実に5年ぶりとなる。感想については明日以降更新します。

  • 1/25追加更新

【ストーリー】
 2071年、ハロウィンを目前に控えた火星のハイウェイでタンクローリーが爆発、炎上。多数の死傷者を出すという事件が起きた。この事件をバイオテロによる犯行と断定した火星警察は、事件の首謀者に3億ウーロンという前代未聞の賞金を懸ける。
 これを聞きつけた賞金稼ぎのビバップ号の面々、スパイク、ジェット、フェイ、エド、アインの4人と1匹は、バラバラに犯人の追跡を開始する。
 そして、各々の調査を元に、チェリオス・メディカルという製薬会社、さらにヴィンセントという謎の男の存在が明らかになってくる。

【感想】
 本編完結から約3年の月日を経て製作公開された長編でフェイ、エド、アインが登場していることから第10話から第22話までの間にあったエピソードと思われます。
 長編アニメーションとしては全体の尺が約2時間とかなり長いと思われるが、全編を通して手抜きをしているシーンは全く無しとスタッフの情熱を感じさせるところがあります。ただ、全体的にあれこれとエピソードを繋ぎ合わせてしまって冗長になっているのはマイナス評価。 TV版は30分枠で速いテンポが売りだったのだから、無駄なシーンは省いて90分くらいまとめておいた方が評価は高かったのではないかと考えている。
 説明台詞は殆ど無く見る人に判断を任せている感じの脚本はいいんだけど、出発点は違えど出来上がりは「劇場版パトレイバー2」とソックリになってしまったのは残念・・・
 冒頭のアクションシーンはバディ物の基本を押さえた演出で、これはかなり良かったし
説教強盗(石橋蓮司)と女性店員(桑島法子)のやり取りは私には意外とツボだった。

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