世界ラリー選手権2005-第16戦オーストラリア(テレビ東京_12:00〜12:30)
今期のドライバーと製造者のタイトルはセバスチャン・ローブ(仏、シトロエン)の大活躍で既に決まっているため、消化試合となってしまった感じの最終戦ですが熟成の進んだ三菱ランサーの活躍と来期を見越したフォードの新車投入*1元WRCチャンプのコリン・マクレーがシュコダでの臨時参戦と話題に事欠きませんでした。
第1レグはシーズン当初のようなローブ、ソルベルグ、グロンホルムの三つ巴と思ったが、第2レグまでに全てリタイヤと荒れた展開になり、コリン・マクレーもシュコダで激走して第3レグまで2位をキープしていたが、クラッチ破損でサービスエリアで交換を行ったがタイムオーバーでレースを諦めた。項垂れるマクレーやチームスタッフに暖かい拍手を送るギャラリーが爽やかな感じでした。
ラリーはフランソワ・デュバルが優勝して、2006年は参戦休止するシトロエンの2005年シーズンに花を添えました。
来年のシーズンカレンダーはまだ確認していないのですが、「ラリージャパン」の開催が危ういとの噂が出ています。噂の背景としてはメインスポンサーの毎日新聞が撤退したことにあるようです。
あと、今期はシトロエン以外にチェコ共和国のシュコダとシトロエンと同じグループ企業のプジョーが撤退を表明している。来期はちょっと寂しいエントリーになりそうかと思ったらスズキが参戦する可能性があるらしい。因みに写真はラリージャパン参戦時のシュコダです。
【参考記事】毎日新聞、ラリージャパンから撤退!