プラネテス-第10話「屑星の空」-(NHK教育_水24:25〜24:50)

 プラネテスは第10話目のユーリに焦点が当たる話を放送した。
この話は原作コミックの第1話に相当しておりまして、BSで初めて見たときはアニメ版第1話の冒頭がコレに繋がっていたとは夢にも思っていませんでした。
 タナベはハチマキの恩師ギガルトが放射線障害による癌で余命が短いことを知り、ユーリに打ち明けるなど後半に回収される複線がここで張られていきます。
 ちなみにですが、ユーリ夫人の遺品は第13話「ロケットのある風景」でも重要な役割を果たします。次回の「パウンダリーライン」は第7話に次ぐ佳作で、アニメ版における隠れテーマ「南北問題」が初めて表に出てくる話だったりします。この物語における南北問題の象徴は第9話にゲスト出演したハキムとオリキャラのクレアの事ね。第16話以降からふたりは非常に重要な役目を背負っていきます。